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自分の木を見つけよう!

自分の木を見つけよう!

先輩たちが植樹した樹木
←ミツマタ   アラカシ→
 1年ぶりに学校林についての学習をしました。今回の講師は、SDGsを生徒会活動に取り入れた西中学校の先輩にお願いをしました。  『西中学校林が世界を救う!』という演題で講演していただきました。
 その中で、私たちの日常生活では当たり前と感じていることが、実はすごいことだったとわかりました。
 先輩たちが作成した動画を見たり、クイズをしたり、楽しく学習を深めていきました。
 その後、久しぶりに西中学校林に向かいました。
 西中学校林では、まず『自分の木』を探しました。先輩たちが植えた木々の中から、自分が観察していきたいものを選んで目印の名札をつけました。  鹿よけに立てられた柵の一部が倒れ、柵の中に植えられていたアラカシの木には鹿に食べられた跡がありました。
 木の高さや幹の太さ、学校林の様子など気がついたことをワークシートにまとめました。
 中には手が届かないほど高くなった木もありました。
 登山道の脇に立てられた『西中学校林紹介の看板』です。
 どの部分が西中学校林なのか、もう少しわかりやすくなるといいと感じました。
 西中学校林の中は気持ちがよく、あっという間に予定されていた時間が過ぎてしまいました。
 短い時間でしたが、多くの収穫がありました。
 5時間目は再び体育館で全員で西中学校林の将来について考えました。
 30年後、50年後、どんな「私の木」「学校林」になってほしいのか?
 班ごとに意見を出し、交流しました。
 ・周りの木より大きい。
 ・きれいな花が咲いている。
 ・動物が快適に暮らせる森。
 ・森全体が明るい。
     ・・・・・・
 そんな学校林、臼杵市にするためには、どんなことをすればよいだろうか。
 これからの活動を考えるために、班で考えをまとめていきました。
 講師の先輩も班を回りながら、アドバイスをしてくれました。 『100年の森プロジェクトは
 次世代の水をつくっている。』

 
 臼杵の水は、鎮南山の6つの地層を通ることで、発酵醸造業に適した水になるといわれています。
 西中学校林が臼杵の食文化に大きな関わりがあったとは考えもしませんでした。
 今回の活動は3年生になっての活動の準備でした。
 『100年の森プロジェクト』を進めていくために、どんな活動をしていくのか、どんな森をつくっていくのか、今後の『100年の森プロジェクト』の進捗にご期待ください。