命の大切さを学ぶ教室(11/18)
11月18日(火)6校時、犯罪被害者遺族の浜崎満治さんと大分県宇佐警察署の方々をお招きして、全校生徒を対象に、命の大切さを学ぶ教室を行いました。
「15歳のMessenger(メッセンジャー)」と題して浜崎さんがご講演くださいました。浜崎さんは、今から18年前の2007年10月に、当時高校1年生の長女・奈那さんを交通事故で亡くしました。奈那さんは自転車で学校からの帰宅途中に、後方から来たわき見運転のトラックにはねられました。浜崎さんは、突然、娘を失った深い悲しみから、前を向くことができるようになるまでのあゆみを話される中で、命の大切さと自転車の乗り方やヘルメット着用等の交通ルール・交通マナー遵守の交通安全の徹底を生徒に呼びかけてくださいました。講演の結びには「どんなに気をつけていても被害者になることはあります。でも、加害者にならないように努力すること、交通安全に努力することはできます。」と語ってくださいました。
講演を聴講した生徒の代表が、「『大切なものは失わないと分からない』という言葉が印象に残りました。自分の家族や友だちが突然いなくなると考えたらとても苦しいです。これからは交通安全・交通マナーを守り、自分や家族、そして周りの人々の『たった1つの命』を大切にしていきたいです。」と感想を述べ、感謝の気持ちを伝えました。




