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3学期始業式 式辞

3学期始業式 式辞

 皆さん、あけましておめでとうございます。少し長い冬休みが終わりました。皆さんにとって、どんな冬休みでしたか。私自身は個人的にもいろいろありましたが、いくつか印象深かったことを紹介します。

 まず、1月8日にグランツ竹田で行われた「二十歳を祝う集い」のことを紹介します。(以前は成人式と言われていた式典であることなどを説明)その場には、皆さんの先輩にあたる人たちが振袖やスーツ姿で参加していました。式典が始まる前は、友人たちと懐かしそうに談笑していて、とても和やかな雰囲気で、にぎわっていました。しかし式典がいざ始まると、多くの式辞があったにもかかわらず参加者たちは整然とした姿勢で聴くことができていました。中にはうなずきながら聞く人たちもいて、すっかり立派な大人になったという印象で頼もしく思えました。 

 もうひとつ。私の冬の楽しみはいろいろなスポーツをテレビで観戦することです。駅伝やラグビー、バレーボール、サッカーなど、高校や大学、大人のスポーツが多く中継されていた。たまたま、高校サッカーの準決勝を見ていましたが、2試合とも同点で終了し、PK戦にもつれ込んでいました。緊張するPK戦の様子を見ていて、一瞬のプレーで結果が決まる厳しい状況を思うと、勝ったチーム、負けたチームそれぞれに拍手を送りたくなりました。きっと、いろいろと困難を抱えながらも1年間かけて切磋琢磨して鍛え上げられてきたのだろうと想像しながら、それぞれのチームが集大成として臨む試合に感動していました。 

 私たちも同じですね。学校や学級というチームを1年間かけて作り上げています。そしてこの3学期はその集大成となります。いろいろとたいへんなことを乗り越えてきたこれまでの取り組みの積み重ねを大きく飛躍させるときです。同時に来年度の0学期として、その準備の期間でもあります。そこで皆さんには次の3つのことをお願いしたいと思います。 

・生活を改めて見直しましょう。あいさつ、身なり、言葉遣い、生活習慣など、いずれ社会に出て自立するためにも自分の生活を見直すことは大切です。

・学習の総まとめをしましょう。各学年の学習も終えつつあります。わからないところはそのままにせずに、次の学年までに理解できるようにしておくことが大切です。

・活発な生徒会活動をさらに飛躍させましょう。特に1,2年生には、あこがれる先輩の姿を目標に、統合後の竹田中学校のリーダーとして、また入学してくる新1年生の先輩として自覚をもって積極的に活動してください。