第63回体育大会開催
5月20日(土)、本校第63回体育大会を開催いたしました。前日までの雨天とは打って変わって、体育大会にふさわしい素晴らしい天候となりました。今年から参加制限もなくなり、ご来賓をはじめ、ご家族や地域の皆様の観覧をいただくことができたことも、生徒たちにとって励みになったことと思います。
今回の体育大会テーマは「一勝懸命〜あきらめず 共に進もう〜」でした。勝利のために最後まで諦めずに懸命に戦おう、そして共に素晴らしい体育大会を創りあげようという願いが込められています。
今年の目玉の一つが「集団行動」でした。「集団行動」とは、全校生徒が列をつくって行進しながら、そのまま列を乱さずに交差したり列の形を変えながら美しい動きを披露する団体スポーツです。この演技を提案したのは、実行委員長の長尾君です。彼は、今の直入中学校の実態から、全校生徒が力を合わせて一つの形をつくり上げることで連帯感や達成感を感じることができるのではないかと考え、「集団行動」に注目しました。一人でもずれれば格好が悪くなることを全生徒と確認して、練習を繰り返しました。本番では開会式の前に披露されましたが、練習の成果がみごとに発揮され、一糸乱れぬ行進には観客から大きな拍手をいただきました。
頑張ったのは「集団行動」だけではありません。定番の徒競走はもちろん、力の限り引っ張った綱引きや棒引き、タイヤ引き、地域の方から指導を受けた地域の踊り(長湯音頭・甚句くどき)、今年から学年別となったファミリー競技、ハンデをつけた学年対抗「台風の目」、最後まで全力で疾走した全校紅白リレーと、たくさんの競技がありました。これに全員がほぼ休むことなく出場し、最後までやり遂げることができました。その結果、競技得点では177:163で紅団が優勝を、団結得点は138:131で白団が団結賞をそれぞれ獲得しました。学年対抗競技は順当に3年生が優勝しました。
各団で力を合わせて綱を引きました。 | タイヤ引きは一人一人の踏ん張りが大切です。 |
3年生親子による運命競争の様子です。 | 地域の方のご指導で、長湯音頭と甚句くどきを踊りました。 |
優勝は紅団、団結賞は白団でした。 | 最後に全生徒が気持ちを合わせて校歌を熱唱しました。 |