本学園で開催「吉弘統幸公ゆかりの地との交流会」
9月16日(土)、本学園で「吉弘統幸公ゆかりの地との交流会」が、吉弘公の歴史顕彰イベント実行委員会(会長:明石光子戴星塾長)の主催で開催されました。開会行事では主催者の明石会長が挨拶を行い、河野潔教育長より来賓を代表して祝辞をいただきました。この後、作家の榊山悟氏が執筆した『武辺の使い道~猛きなるもの~』を本学園に寄贈していくだされ、児童生徒会長の少路悠人さんが代表して受け取りました。そして、催しに移りました。
最初に道雪会(福岡県)による吉弘統幸公の寸劇がありました。吉弘公が家督を継ぎ出陣するまでを現代風に面白く表現した内容でした。また、サプライズとして中山田教諭も飛び入りの参加で出演しました。その後グランドに出て、豊後大友宗麟鉄砲隊の火縄銃の演武を再現・披露していただきました。空砲でしたが、とても迫力がある演武を間近で体験することができました。最後は、スーパーボランティアの尾畠春夫さんとのトークショーでした。児童生徒29人の質問に、一人ひとりに対して懇切丁寧に、そして児童生徒にこれからの人生観を考えさせる返答をしていただきました。
特に本学園では、教育課程の中で、全国初の『市民科』という教科を開設し、「身近にある豊後高田市の様々な課題を、体験的な活動や問題解決学習を通して追求する」目標を持って各学年に応じた内容の学習をしています。特に7年生は、郷土の偉人[吉弘統幸]を題材とした学習発表を11月3日の戴星祭で発表する予定にしていますので、とてもよい事前学習でした。 このイベントは、本学園の児童生徒にとってとても貴重な経験となりました。ありがとうございました。
明石光子会長挨拶 榊山悟氏より書籍を少路悠人会長に贈呈 道雪会による寸劇
豊後大友宗麟鉄砲隊の演武 参加した児童生徒と道雪会・大友鉄砲隊 道雪会と豊後大友宗麟鉄砲隊の皆さん
尾畠さんの講演会の様子 児童の質問に答える尾畠春夫氏