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学校からのお知らせ

福祉体験学習:1学年
2021年09月09日

 9月9日(木)1学年の福祉体験学習が行われました。

 視覚障がい者に対する理解を深め、自分にできることは何なのかを考えることで、さまざまな障がいのある人と共に暮らす社会をつくるためのヒントをみつけようとするのが目的です。

 はじめに佐伯市社会福祉協議会上浦支部の高橋宏典さんから、障がい者福祉についての講義をしていただきました。そのあとは、体育館に移動して、盲導犬とのふれあい体験学習がありました。講師は、視覚障がい者の平川 純さんと盲導犬のラルフくんです。

 平川さんは、「目の見えない私にとっての普通とみなさんの普通は違うはずです。大切なのは、他の人のことを想像することです。」とお話しされました。

 自分とは違う者、自分たちとは違う者を遠ざけるのではなく、相手の気持ちを想像し、相手の求めていることは何なのかを想像して行動すること。これは、社会で生活しているすべての人にもとめられていることです。まさに「相手の立場に立って考えることができる思いやりの心」です。

 誰もが過ごしやすい社会をつくるためのヒントはここにあるのではないかと思います。