閲覧補助
文字サイズ
文字サイズ
アクセス

小中一貫教育 ~複数教員による指導~

小中一貫教育 ~複数教員による指導~

 今年度より小中一貫教育校としてスタートした犬飼小中学校中学部では、授業や行事などで新しい取組が行われています。その一つとして中学校の英語・音楽担当教員が小学校の授業に、小学校の数学担当教員が中学校の授業に参加して授業を行っています。

 複数体制で指導に当たるので、生徒は分からないことを質問しやすい雰囲気で授業に参加できます。また、小学校と中学校の指導が接続できるので、その教科の「どこが得意なのか」「どこにつまづいているのか」について把握しやすくなるため、適切な指導が可能になります。「つまづき」をそのままにせず、その場で質問できるというメリットはとても大きいです。今のところ、すべての教科で・・・という体制は整っていませんが、生徒の皆さんの学習に取り組む心構えに変化が生まれると嬉しく思います。

 「苦労」を「努力」に変換することは人生においてとても大事だと考えています。例えば、同じ宿題でも「めんどくさい」と思って取り組む人と「前向きな気持ち」で取り組む人とでは成果が違ってきます。めんどくさいと「苦労」して宿題をすることになりますが、目標をもって「前向きな気持ち」で取り組む人は、宿題で「努力」しているのではないでしょうか。小中一貫教育活動の一つである「複数教員による指導」には、そのような意味もあります。犬飼っ子の皆さんには「苦労」ではなく「努力」して自分を伸ばす人になってもらいたいですね。