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食を大切にして生きていくということ

食を大切にして生きていくということ

佐伯市在住の柴田真佑さんをお招きして,山国女性学級の会が主催して講演会が行われました。山国中学校の生徒も公民館を通してお誘いを受け,期末テストが終わってコアやまくにプレイルームにて講演を聞く機会を得られました。題目は『「食べることは生きること」~いのちのバトンタッチ~』です。柴田さんは,東日本大震災や地域で行っているボランティア活動の話を中心に食とは何か,生きるとは何かということを分かりやすく,楽しく,そして心に重く問いかけられる内容で語りかけてくれました。「いただきます」と「ごちそうさま」を大切にすること。震災で亡くなった友だちの分まで一生懸命に給食を残さず食べる児童の姿。震災で祖父と母を亡くした児童の作文の話。余命宣告されて亡くなった母から自立することを学んだ娘の話。どれも印象に残るこれからの自分を見直すきっかけになったものばかりでした。9月には「お弁当の日」の映画鑑賞を企画しています。この日の話で映画の見方も変わってくるのではないでしょうか。山中生の心がまた一回り大きくなった気がします。