御衣黄(ギョイコウ)
本校の敷地内に珍しい桜があります。
春になると町を彩る桜の木。
桜と言えば、ピンク色や白色の花を咲かせるイメージがありますが、花が緑色なんです(*^-^*)
めずらしい緑色の花を咲かせる八重の桜の名前は「御衣黄(ギョイコウ)」と言います。
江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのが始まりとされており、
楚々とした美しい風合いが、
昔貴族が気品のある色として好んだ萌黄色の御衣(衣服)を思わせることから「御衣黄」と名づけられたそうです。
開花時期は例年4月中旬、(まさしく今頃なんです)
ソメイヨシノが散り始める頃に、入れ替わるように咲き始めます。
開花時には萌黄色が濃いため、葉と間違われがちですが、開花が進むにつれ緑色が淡くなり、
花が成熟すると中心部に紅をひいたような条線が浮かび上がり、日に日に赤みを増していくため、
見る時期ごとに色の変化も楽しめると言われています。
花の色が地味ないせいかあまり普及せず、全国的にも本数が少なく、珍しい桜とされているようです(^o^)
「御衣黄(ギョイコウ)」を通して、自然の多様性や、植物の生態に関する理解も深めることができますね。
人間もおんなじで、人それぞれなんです(^o^)
「みんなちがって、みんないい」ですよね。
今回、花からも教わりました(^-^)v
