文化の香り
11月15日は「七五三」です。
七五三では、親が自らの子に長寿の願いを込めた「千歳飴(ちとせあめ)」を与えて食べて祝う風習になっています。
千歳飴という名称は、「千年」つまり「長い」「長生き」という良い意味があると共に、
細く長くなっており、縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されています。
ちなみに千歳飴は、鶴亀や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に入れられていることがほとんどです。
それはさておき、校区の神社でも「七五三」でたくさんの人がいることでしょうねー(^o^)
本校の校区には神社だけでなく、「琴」の先生もいて、機会あるごとにその「しらべ」をきくこともあります。
そのっような校区の街なみを歩いていると、至る所に歴史を感じることができます。
過去から引き継ぎれている建物もあれば、建物自体は消滅しているが、その跡地として残っている場所もあります。
そうした建物や看板を見ながら歩いていると、
「きっと昔は、この場所で、こういう人たちが、こういうことをしていたのだろう」と想像が膨らみ、
そこであった出来事や、そこで生きていた人たちの生活を想像することもあります。
そんな風に、現実には見えていない風景が立ち上がってくることもあります。
文化が成熟していくには、どうしても時間がかかります。
何代もの人たちが継承していって、土地に染み込んでいって、そこに生きた人たちの息遣いが街に根づいていくのだと思います。
そうしてはじめて、文化の香りが街に漂ってくるのでしょう。
目には見えない、潜む声に耳をすませると、街に漂う「文化の香り」を感じてきます。
そのような国にある本校でも、音楽の時間に「琴」を奏でる授業を行っています。
音だけをきいていると、本当に文化の香りがする学校でいっぱいです。
文化面も高い学校であることを目指したいと思った今日でしたm(_ _)m