高校生平和大使
本日1時間目の様子です。
講師の花崎太智さんは、第27回高校生平和大使として8月にジュネーブの国連欧州本部を訪れ、核兵器廃絶を求める署名を届け平和の大
切さを訴えました。その後も、講演活動を等、平和を訴える活動を続けています。本校では、太平洋戦争が始まった12月に平和授業を行っ
てますが、今年度は花崎さんに話をしていただきました。お話の後、生徒は振り返りを書きました。生徒が特に印象に残ったり、考えさせ
られたことを大まかにまとめると、次のようなことでした。
〇高校生というあまり年齢の違わない人が、平和大使の活動を行っていることに驚くとともに親近感を感じた。
〇話がとても分かりやすく、集中して聴くことができた。
〇「平和」の考えは、例えば「戦争がない」などの1つではなく、国や地域によっては「食べ物を食べることができる」「屋根のある場所
で眠ることができる」などさまざまである。
〇戦争を「被害」と「加害」の双方から見ることでいろいろなことが見えてくる。
〇平和についての自分の考えを持つことが大切。(当事者意識を持つこと)
講演後に花崎さんご自身に「どうでしたか」と尋ねると「今津中の生徒のみなさんが、真剣に聞いてくれるのがよくわかり、話しやすかっ
たと同時にうれしく思いました。ありがとうございました。」とおっしゃいました。
生徒一人ひとりが自分なりにさまざま学ぶことができたのではないかと思います。花崎太智さん、こちらこそ本日はありがとうございまし
た。これからのますますのご活躍を祈念申し上げます。
尚、お知らせしたように、本日はNHKの取材がありさっそくお昼の大分県版のニュースで放映されました。ニュースでは花崎さんがお話し
されている様子や本校生徒が聴いている様子と共に、本校生徒へのインタビューも放送されました。本日18時10分からのニュースでも放送
されるかもしれないとNHKの方がおっしゃっていました。
文責 校長 安部友善