「恩讐の彼方に」の朗読ライブを実施しました
12月2日(火)午後、耶馬溪町に在住の矢野昭太朗さんによる朗読ライブ「恩讐の彼方に」がありました。
禅海和尚を題材にした菊池寛の「恩讐の彼方に」は知っていても、この短編小説を実際に読んだ生徒はほとんどいませんでした。
そこで、朗読ライブを通して、郷土の観光地である「青の洞門」を掘削した僧禅海の生き方を学ぶことにしました。
贖罪(しょくざい)のために難事業に取り組む僧と、彼に復讐(ふくしゅう)を企てる若者を描いた小説を通して,
「寛容の心」とはどんな心かを考えました。
講師の矢野さんは、朗読を通して耶馬溪の魅力を多くの人に知ってもらおうと、
青の洞門の話「恩讐の彼方に」を朗読するなど活動をしています。
高価そうな音響設備がばっちりとセッティングされて聞きやすい状態での朗読ライブでした。
シ~ンと静まった中で語られる朗読に全員が耳を澄ませて聴くことができました。



