先生もガンバル!校内研修④
新学期に向けて、8月6日は平和授業後からみっちり研修を行いました。
特別支援教育
本校のスクールーカウンセラーでもある、磯崎玲子カウンセラーさんを講師にお招きして、
「WISC-Ⅳの臨床的利用と解釈について」について学びました。
検査や診断を受ける目的は「子どもの困りごとを少しでも改善すること」であり、子どもがより良い学校生活、社会生活を送れるように、周りの大人が力を合わせて支援していくことを大切にすることをあらために学びました。
人権教育
玖珠町教育委員会より小野一伸指導主事さんを招聘して、
「こどもをめぐる人権」 教科書からみる部落差別 について学びました。
正しい知識、新しい知識を学ぶこと、対話することの大切さ、差別を許さない心 について、グループ交流などを通して学びました。
服務規律研修
個人情報の取り扱いや危機管理について、これまでのヒヤリハットの事例を出し合ったり、他校の事例をもとにして、職員のそれぞれの意識を高めるだけでなく、組織としてのありかたについても確認を行いました。
情報管理研修のまとめ
○情報機器の取り扱いに特に注意が必要であることを、あらためて学びました。
そのためには、安全意識を高め、多くの職員や他校の事例などのヒヤリハットから学び、問題の未然防止に努めることが大切です。
また、業務の効率化を図り、時間的な余裕を作ることで、より質の高い仕事ができるようになります。そのためには、学年部だけでなく チームワークの重要性も確認できました。職員から出された事例から、情報機器の取り扱いに関する懸念が非常に強いことがわかりました。
特にChromebookの扱い方については、具体的な行動(蓋を閉める、タブを整理するなど)が複数挙げられました。
これは、Chromebookが業務に不可欠なツールでありながら、同時に情報漏えいやセキュリティリスクもあることを示唆しています。
また、業務の多忙さも状況が背景にあることも考えられます。働き方改革を促進し、忙しい中でも、安全を確保し、質の高い仕事を行うための工夫が求められました。
これらの情報を踏まえ、以下のような対策が考えられました。
○情報機器に関する研修の実施:
今回の事例をもとに、今後ともChromebookの正しい使い方や、セキュリティに関する知識を共有する研修を行う。
○職場環境の整備
情報機器の置き場を整理したり、覗き見防止の対策を講じたりする。
○業務の見直し
業務の効率化を図り、一人ひとりの負担を軽減する。
○チームでの協力、組織的な対応
同僚同士で助け合い、お互いをサポートする。
○個人の意識改革:
今回の事例をもとに、安全意識を持ち、自分自身が積極的に改善に取り組む姿勢をもつ。また、気になる点があれば同僚に声をかける。
○組織全体の取り組み
安全対策は、個人の努力だけでなく、組織全体の取り組みとして推進していく必要がある。個人情報が漏洩するなどの重大事案があれば、管理職を中心とした危機管理本部をつくり組織的に対応する。
○定期的な見直し:
安全対策は一度実施すれば終わりではなく、定期的に見直し、改善していく。