津髙先生提案授業(2年1組理科)
2年生の理科、酸化銅の実験です。
前日の夜遅くまで準備をされていました。この姿勢が生徒たちに伝わりますよね。
<授業を参観された先生方の感想>
・昨夜は放課後遅くまで実験の準備お疲れ様でした。そのおかげでとてもスムーズに授業がすすんだと思います。やはり仕込みが大切ですよね。
・お疲れ様でした!結果(ゴール?)が見えてきたときの生徒たちのやる気がとても良かったなと思いました!
僕も授業の中で細かくゴールを設定して、それが生徒のやる気につながるようにしたいと思いました。
・津高先生授業ありがとうございました。見学するまでは、実験と聞き心配な気持ちがあったのですが、リーダーを中心に意欲的に取り組む生徒たちの姿がまぶしかったです。集中していたら、班に任せて話しあいをさせることができるのだと感じました。今後は学級で、前向きスイッチを押すヒントをいただいたような気持ちです。ありがとうございました。
・一言で言うと「待つ」ことの大切さ(生徒を信じる)を学びました。
教師の無駄な指示が無いので、「前回の実験を思い出そう」等、班の中でどうすれば良いかを話し合ってます。だから、実験が始まると生徒達も自主的に動き始めます。
どこに書いていいかわからない生徒に対しても、あえて指示せずに考えさせる。先生が生徒の質問にいちいち答えていると、友達に相談せずに、「せんせー」「せんせー」という声がよく聞かれますが、今日の授業ではそれがほとんどありませんでした。(いい意味で聞き流していました)逆に、生徒から「皿の重さを測って良いですか」と先を読むような発言がありました。
自分は、そのような指示ができず、生徒の(本時に関係ないような)質問にすぐに答えたり、逆に誘導的な発言をすることがあります。津髙先生の授業から「待つ」ことの大切さを学びました。
・実験中、生徒たちはとても集中していました。自信がないときは、他の班の様子を見に行く生徒もいました。また、グラフを記入するとき、数字の記入だけでなく、疑問点があれば班員の友達に聞いていました。自己解決ができるクラスですね。
・子ども達が発見できるような工夫があるので、多少時間はかかるけど見つけた時の感動は大きい。そのためにも、準備が大切なのですね。
・実験には誤差がつきもので、その場合のデーターの生かし方やグラフの書き方に悩んでいた。そこで、先生がグラフの引く方法を教えてもらったら、一斉に線を引き出した。でもやってみると以外と難しいから、「どこに向かって引くの?」というつぶやきがあった。新たな課題が生まれる授業はいいですね。
・授業が終わっても質問する生徒がいました。先生との関係性がいいですよね。
・最後まで丁寧に片付けをする生徒や、忘れ物がないか確認する生徒がいました。そのような生徒の姿が美しいです。