猪又先生提案授業(1年2組数学)
5人目の提案授業は猪又先生が行いました。
平均を求める際に仮平均を使う内容でした。
生徒達は、自分が考えた仮平均を使うことで平均を求めていました。
いろいろな式で求められるので多様な考えが出され、そこから考えが収束される流れはまさに数学的でした。
個人で考えたり、自由に動いて話し合ったり、班で教え合う活動を取り入れるメリハリのある授業は大いに参考になりました。
参観された先生方から
・教師が意図を持って、①子どもの学びの課題(教師授業のねらい)に沿った教具やICTなどのツールの活用方法と場面を考えている。
・学びのスムーズな流れを前提として意図的に学習形態を変化させている、ことで子どもが主体的に学ぶことができる授業が実現できているようですね。
・多忙中にもかかわらず、昨日から数学科の皆さんの熱心な授業研究に、感謝&リスペクトです!
・生徒の板書を使って、既習事項(正の項、負の項、カッコ)など定着してないことを押さえての説明はよかったですね。
・先生が説明する話す時間と、生徒が考えプリント書く時間、生徒の交流のバランスがよかったです。
・+(たす)と+(プラス)、符号と計算記号の区別がついている生徒が多かったと感じました。
・平均値については、これまでの方法を使って答えを確認した後に、仮平均を使った方法を考えさせたので、生徒達は答えを求める必要がないので考え方に集中できていましたね。このやり方は他教科でも使えそう。
・生徒どうしの学び合いを、同じ考え方をしたグループで編成していた。そのため、深い学びができたと思います。このように考え方や方法でグループを作るやり方は参考になりました。
・黒板は教師だけのものでなく、生徒の自己表現の道具として黒板を生徒に解放することを学びました!
・班で話し合う時に机をピシャつとくっつけているところがいい。人権を大切にしているクラスですよね。
・班をすぐにつくったり、素早く戻すのができていました。日頃の指導の成果でしょうね。
・子どもは子どもの話しを聴くから、なるべく教師が話さないように心がけたいと、自分自身をふりかえりました。
・まとめやふりかえりをする際には、班を解体して一斉授業の形にもどしましたね。このように、一斉、自由に動く、個人、班、一斉、個人と動きがある授業はメリハリがあって、今の子供達には効果的ですよね。
・電子黒板を効果的につかってましたね。何事もチャレンジ!!個別最適な学び×協働的な学び×ICT で 主体的・対話的で深い学びの実現を進めましょう!