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第1回学力向上会議

本校における学力の状況について、玖珠町学力状況調査(1年)大分県学力定着状況調査(2年生)全国学力・学習状況調査(3年生)の結果等をもとに、それぞれの課題解決に向けた取組について協議を行いました。
今回は大分県教育庁日田教育事務所杉野好治次長、玖珠町教育委員会からは、合谷 美香教育委員、日隈茂一朗教育長職務代理、岩尾純子教育委員と河村幸一郎指導主事、玖珠町立森中央小穴井校長、八幡小河野校長、古後小飯室校長、学びの多様化学校小原校長、そして、本校の学校運営協議会の皆様の合計25名が参加されました。
今回は全体の説明の後、各学年部に別れてそれぞれの課題に対して熟議を行うことで、参加された全員の方からよりよいご助言をいただくことができました。

 ・未来塾(地域の有志の方による数学の勉強会)の継続的な取組は大変ありがたい。このような活動が広がるといい。
 ・聴く力が弱いようだが、久留島武彦先生の読み聞かせを小学校から系統的、継続的に行うべきでは。
 ・1年生は学年生徒会をつかった学習への活動が素晴らしい。今後とも生徒会をつかった自主的な学習の取り組みを行うべきである。
 ・生徒会を活用することで、「おかしいことはおかしい」と言えるリーダーやフォロアーを育てるべき。話し合いをとおして、生きた説明力や読解力、調整力が育成される。そのことが授業へもつながることで、学力テストへも反映されるだろう。
 ・SNSの使用についても、生徒会と保護者、教員で話し合い、全体としてのルールを決めたらどうか。
 ・それぞれ、今後の具体的な対策が出されているが、これらをひとつひとつ丁寧に行うべきである。
 ・2学期のスタート。生徒が変わろうとしてる。今こそチャンスである。個に応じたよびかけ、ほめかたを行うべき。

また、日田教育事務所杉野好治次長からは、
 ・県教委としても、「自律した学習者」の育成を目指している。そのためには、学習者ということを授業だけでなく広く捉えてほしい。将来社会に出たときに、 自分で何か課題にぶつかったときに、「自分でこの課題に対して今の自分はどんな状況なんだろうか? 」「だからこういうことをやる必要がある」「 このことは人から聞いてみないといけないかもしれない」 そのようなことを考える力をつけてほしい。
 ・そのためには、まず、
  ①自分の学習状態を知ることが大切。そしえ、生徒自身が今の学習に対する姿勢や生活状態を見直す。
  ②そこからやるべきことを生徒自身が明確にする。自分はこういう状況だから何をすべきかを考える。
   なお、やるべきことが明確になっていない生徒には、教師や大人が支援を行いながら課題を明確にし、対話をとおして共に対応を考える。そのように支援をしながら少しずつ手放していく。
  ③ やるべきことが明確にできた後に、見通しを持って限られた時間の中で計画的にやり遂げる。 小さな成功体験を積み重ねていくことで、自信を持たせる。

 皆様からいただいたご意見を、8月からの学力向上プランに活かすことで、生徒の学力の向上へ職員一同努力してまいります。
保護者の方、地域の方もどうぞよろしくご協力願います。