テーマは「老いる」
3年生が道徳の時間に外部講師をお招きして命の授業を行いました。
テーマは「老いる」
最初に「老い」について、辞書でその意味を調べ、自分の持つ老いのイメージを考えながら話を聞きました。次に、認知症と加齢による物忘れの違いを、わかりやすいイラストを用いた説明を聞きました。情報をつかみ取る手がない状況をピンポン球を使って再現する場面では、掴みたくてもつかめない認知症の苦しい様子を体感することが出来ました。最後に、1人暮らしで認知症を発症した方を地域の中でサポートする様子を映像でみながら、今の自分にできることは何だろうと真剣に考えていました。
授業の終わりに講師の先生から、大事な人が亡くなるのはとても辛いことだけれど、その人と関わった時間を大事にしていれば記憶の中に生き続ける。今を大事にして大事な人との思い出をたくさん作ってほしい。と伝えられた生徒たちはしっかりと言葉を受け止めていました。
授業後の生徒の感想より
・老いはマイナスのイメージだったけど、人生を振り返る時間なんだと思った。
・遠い未来や過去を思って不安になるのではなく、「今」を大事に生きていきたいと思った。
・認知症をしっかり理解してサポートできる人になりたい。
・大事な人との思い出をたくさん作ろうと思った。