未曽有の震災から危機管理を見直す~東北自主研修
東日本大震災発生から13年経過しました。私自身、震災の2年後から石巻市を中心に現地に足を運んできました。
一番の目的は、様々な情報が錯綜する中、何がどうなっているのかを自分の目で確かめたかった事。そしてもう一つは、自分に何かできることを実行していくということでした。具体的にはボランティア団体の支援の下、当時勤務してた中学校長とともに始めたサンタプロジェクトで、中学生を現地に連れていき、仮設住宅を訪問してプレゼントを届けたり、震災地を自分の目で見て感じさせることでした。
令和元年度(震災から10年経過)にこの活動は一区切りつけましたが、今全国各地で自然災害が多発している中、東北の被災地はどうなっているのかを確かめたくて、11月28日から3日間の行程で、石巻市・仙台市・南三陸町・気仙沼市に行って研修をしてきました。今回で6回目の訪問となります。
限られたスペースでは思いは十分伝わりませんが、現地で撮影した写真を紹介します。少しでも今の現地の様子を知ってもらうともに、震災当時の空気を感じてもらえると幸いです。
1.津波で被災した航空自衛隊松島基地
2.震災遺構門脇小学校と被災直後・現在の南浜地区
3.震災遺構 大川小学校
~ 74名の児童・10名の教職員の尊い命が奪われました
4.南三陸町~防災庁舎と復興祈念公園・高野会館あと
4.気仙沼震災伝承館・旧向洋高校
5.震災当時の新聞記事
事実を風化させないために、機会を作って、生徒・教職員また地域の方々に、正しく伝えていきたいと思います。