校長レポート~全国の取組を勉強してきました
日本国内の中学校教育・運営においては、基本理念は同じであっても、地域や県がかわれば、その具体的な取組や実態、また課題はそれぞれ異なります。
今回機会をいただき10月16日(水)~18日(金)の3日間、岩手県盛岡市で開催された「第75回全日本中学校長研究協議会 岩手大会」に参加させていただきました。
新たな発見に加えて、多くの出会いがあったことが、何よりの収穫でした。文科省の視学官による説明の中にあった、「発想の転換」「マインドセット」「授業は変わった!」という言葉が特に印象に残っています。また分科会では「カリキュラム・マネジメントの推進」について福島・新潟・山形・茨城・大阪の校長と協議。自身の実践を振り返る意味でもとても貴重な機会となりました。
また最終日には、記念講演を聴講。講師は、ブラックホールの撮影に成功した本間希樹さん(国立天文台水沢VLBI観測所所長)です。日頃はなかなか触れることのない天文学について、興味・関心を湧きたてられる楽しい話でした。こちらの話では「結果を伝えるのでなく、プロセスを考えさせることが面白い」という言葉が印象に残っています。
あっという間に3日間過ぎましたが、めったに盛岡に来る機会もないので、わずかな時間でしたがウオーキングで街中を散策してきました(※パンは「せっかくグルメ」で紹介されたパン屋さんの逸品です。美味!)。
すべてにおいて充実した研修でした。この地で学び得た数多くの内容は、これからの学校経営に生かしてまいります。