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五馬中学校区の概要

本校は、2005(平成17)年3月22日に旧日田市、旧天瀬町、旧大山町、旧前津江村、旧上津江村、旧中津江村の市町村合併による「日田市」の誕生とともに、天瀬町立五馬中学校から日田市立五馬中学校となりました。

日田市は、大分県の西北部に位置し、本校が位置する五馬地区は日田市の東南部にあたり、東に玖珠郡玖珠町、南に熊本県阿蘇郡小国町と隣接しています。また、五馬地区は、標高300~700mの台地で、原野と山林の間に耕地と集落が点在する中山間地域です。近年は、五馬台地の開発が進められ、米穀主体の農業から果樹・畜産・高冷地野菜・(生)椎茸・花卉(かき)など複合型農業へと変化してきています。

五馬台地は標高700m付近を「五馬高原」と呼ばれたりもし、ローズヒルあまがせなど景観を活かし、自然を満喫できるレジャー施設などがあり、四季折々の花を愛でる観光客で賑わいをみせています。また、風情あふれる塚田温泉も癒しの場となっています。

さらに、五馬台地には遺跡が多くあり、旧石器時代の狩人にとっては非常に生活に適した地域であったと考えられます。古墳時代には、五馬媛(いつまひめ)とよばれる女性のリーダーが統治していたという伝説も残っており、歴史的にも古くから文化の栄えた地域でもあります。その五馬媛(いつまひめ)を奉っている玉来(たまらい)神社と金凝(かなこおり)神社・老松神社の三社に奉納される秋祭りの杖踊(くにち)は、明治時代から百数十年の伝統があり五穀豊穣・無病息災を願う祭りとして有名な地域の行事です。

本校は、この五馬台地の中心部に位置しています。2011(平成23)年度以前は五馬市小学校(創立136年、卒業生2,000名)塚田小学校(創立130年、卒業生1,460名)出口小学校(創立138年、卒業生2,800名)の3校から入学していましたが、その後3つの小学校が統合され「日田市立いつま小学校」となっています。