R6年度 文化発表会「三原色」大成功
11月1日(金)「文化発表祭」を開催しました。天候には恵まれず、予定したグラウンドの駐車場も使用できませんでしたが、多くの保護者の皆様、地域の方々に見守られ、成功裏に終えることができました。
今年度は「三原色」のテーマを掲げ、合唱コンクールや学年発表、生徒会企画や有志発表等、限られた時間の中で練習を重ねてきました。オープニングでは、「それぞれの色、熱量の違いを認めながら、自分のベストを尽くしてほしい。仲間が不足しているなら、それを責めるのではなく、自分が補ってあげることに力を注いでほしい。今日一日がクラスメイトの絆、学年、全校の絆がより深まる一日になることを期待しています。」と校長が述べました。
合唱コンクールは約1か月の練習で浮き沈みを繰り返しながらも、日に日に成長を遂げた皆さんは本当に誇らしく、感動を与えてくれました。各クラスの指揮者やパートリーダーを中心に主体的に取り組む姿が印象的です。前日や当日朝の声出しや真剣な表情を見ていると涙がでるようで、これが「心が震える…」というものなのですね。
特に3年生は、当日の発表も最上級生らしい堂々とした姿(入場から合唱、退場)は圧巻で「よくやった3年生!」でした。1・2年生もとても立派でしたよ。3年生にとっては「残す3年」が体現できた合唱コンクールでした。
生徒会執行部はほぼ毎日の放課後、遅い時間まで準備に余念がありませんでした。オープニングや有志の企画運営など、思考を凝らした演出がとても素晴らしく、笑いの中でもメッセージ性があり、考えさせられるものでした。仲間を思い、支え、支えられている自分…。生徒のみならず、大人へも伝わるメッセージだったと思います。ありがとう。また、地域のコーラス隊の皆さんの歌声に酔いしれ、さらに本校合唱部の心地よいハーモニーに全校生徒で体を揺らしました。みんなで盛り上げたい気持ちが一つになったひと時でしたね。
学年発表もそれぞれユーモアあり、メッセージありで、笑いの中にも涙が溢れる場面もあり、生徒のエネルギーと底力を見た思いです。最後の3年生の劇+合唱(手紙)は、1・2年生の真剣な眼差しが印象的でした。来年は俺たちが・・・の気持ちにさせられた学年発表だったと思います。