人権教育 校内研修
9月25日(水)生徒の下校後、別府市役所市民福祉部 共生社会実現・部落差別解消推進課より古川指導主事をお招きし、教職員対象の人権教育校内研修を行いました。子どもたちとの授業同様に、グループになって意見交換する場面もあり、それぞれの思いも認めながら、また授業づくりをイメージさせながら、楽しく充実した研修の時間になりました。
「マジョリティ特権」(多数派特権)といって、努力で得られる優位性ではなく、自分がたまたま多数派の属性にいることで手にしている優位性。数的なことだけでなく、権力のある側のことなのですが、なるほどですね。私も無意識にこの特権を得ようとする一人かもしれません。生きづらさを感じている人たちがいるのに、理解している・差別者でないから・・を理由に行動を起こせないのは、結局、自分事(我が事)として捉えることから逃げているのではないか。また、無意識の思い込みについても「イメージは真実ではないこと」「偏見をもっていることを自覚すること」が大切で、誰にでも差別者になる危険性があり、意識して行動しなければならないということを改めて考えさせられる機会となりました。