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校長室から  令和5年度 始業式 校長式辞

校長室から  令和5年度 始業式 校長式辞

始業式式辞

みなさん おはようございます。きょうは令和5年度の始業式です。今日から皆さん方は新しい学年クラスで新たな年をスタートします。ぜひ、このクラスを大切にしてください。

◎クラスのみんなと仲良くしてほしい

・新年度にあたり、まず皆さん方におねがいしたいことはクラスの友だちと仲良くしてほしいということです。今日出会う新しいクラスの友達を大切にしてください。クラスで仲良くしてください。

新しいクラスで嫌な思いをする人がいないように全員が心配りをしてください。

クラスを全員が安心して過ごせる場所にしてほしいということが私の心からの願いです。

・「己の欲せざること人に施すことなかれ 」という言葉がありますが、自分がされて嫌なこと一切しないでくださいおねがいします。

・そういった意味でも、この一年、「いじめ」が絶対ないようにしてください。

いじめは絶対に許しません。いじめは学校だけでの対応する問題ではなくなりました。「いじめ」は犯罪です。中部中から絶対に「いじめ」が起こることがないようみんなで気を付けていきましょう。

さて、新年度に当たり  3つのことを話します

1,夢について

・「夢を持ち自ら学び続ける生徒の育成」 中部中学校の教育目標を覚えてください

 夢といっても、それは将来の職業のことだけではありません。

「なりたい自分の姿」や目の前の目標ととらえてください。

 そして、その夢・目標に向かって一生懸命に頑張ってほしいと思います。

学年末に、大谷翔平選手が「夢をかなえた瞬間」をみんなで見ました。

 WBCの決勝を見たあと、私のほうから大谷翔平選手の「目標達成シート」のことをお話しさせていただきました。

そのシートには野球とは関係のない項目がたくさんありました。 人にやさしく、挨拶、掃除、本を読むなど・・・ 

これは夢や目標を達成するためには、皆さん方が今、やっていることをきちんとやることが大切だということを教えてくれています。ぜひ、今やっていることを充実させることで皆さん方の夢に近づいてください。

2、学校について   

・「なぜ学校があるのか。」 学校は皆さん方を幸せにするためにあります。

・ では、「みなさんがたはなぜ皆さんは学校に来るのですか?当然、それは幸せになるための準備に来るわけですが、そのほかにも理由があります。 

皆さん方の保護者の方は、皆さんがたを学校に行かせる義務を負っています。国民の義務として 憲法26条にきちんと書かれています。  

では、保護者の方は義務を負っていますが、きょうみなさん方が学校に来たのは義務感からですか?  

行かなきゃいけないから行く。その考え方もおかしくはありません。 

・でも、皆さん方の立場で考えてください。皆さんには学校に来る権利、学ぶ権利があるんです。 

いやいや義務感で学校にくるのではなく、幸せなるために学ぶ権利があるんです

せっかく権利があるので、いやいやながれではもったいない。  

おうちの方も、先生方も、地域の人も皆さん方の周りの人みんながみんなを幸せにする義務があります。 

一方で、みなさんがたは学ぶ権利があります。  この権利を有効に使ってください。 

つまり、受け身ではなく皆さん方自身が学びの主体になってほしいのです。

自分から学んでください。

(+α そういった意味から、今年は自ら学ぶ家庭学習に力を入れてください。) 

3、身に着けてほしい力 

・皆さんにこれから身に着けてほしい力、それは困難、試練を乗り越える力です。みなさんがたの将来には、困難、試練、が待ち受けているかもしれません。

・希望がかなわずに挫折するかもしれない、病気になるかもしれない、大切な人をうしなうかもしれません、人には、必ず大きな困難・試練があります。

でも、みんなその困難や試練を乗り越えていきます。

皆さん方も、これから身に着けてほしい力として困難や試練に打ち勝つ力をつけてください。 

・ たとえば、学校に毎日やすまずに来ることでもその力はつくと思います。 

・昨年度は、コロナ禍で少しでも体調が悪かったら思い切ってやすんでくださいという指導をしていました

今年は違います。少しぐらい体調わるくてもがんばって学校に来てください。 

・ほんとに熱があったり、下痢をしていたりと症状として出ている場合は休む必要があります

・そうじゃないではなく、ちょっときつい、とか、のどがすこしいたいとか、そんなことで休まないでください。 

・今皆さん方に必要な力は困難を乗り越える力です。少し、きつくても頑張って学校に来ること

そして。困難から逃げないで受け止めてまえむきに行動することが大切だとおもっています。 

ぜひ、きついことから逃げずに真正面から向き合ってください。それが、皆さんの心を強くします。 

 

以上、三つのお願いをして式辞といたします。