大谷の夢 世界一をかけたWBC決勝戦~ドリームスクール~
3月22日(水)WBC視聴による特設学活を実施しました。急なことでしたが「大谷選手の夢」という題材が本校の学校の教育目標「夢を持ち自ら学び続ける生徒の育成」のタイムリーな最適な題材だと考え、急遽、実施しました。
大谷選手をはじめとする代表選手たちの目標達成にかける思い、そして、日本全国を巻き込む盛り上がりをみて、これは本校の学校の教育目標のテーマである「夢の実現」を感動とともに感じさせるのに効果のあるたぐいまれなる教材だと強く思いました。あわせて、大谷選手が高校時代に書いた目標達成シートの効果を体感することができるのではと考えました。
特別活動(学級活動)学習指導案
1,題材名 ~大谷の夢 世界一をかけたWBC決勝戦~ ドリームスクール
2,日時 令和5年3月22日(水) 3,4時間目 体育館
3,授業について
・本校では「夢を持ち自ら学び続ける生徒の育成」の実現にむけ、地域の先生の授業であるドリームスクールをはじめ様々な生徒へのアプローチをしている。特に、子どもたちに夢や目標を持たせるため動機づけを大切にした教育活動を展開している。今回は学校の教育目標である夢について考えるための動機づけとしてWBC決勝戦のテレビ視聴をさせたい。また、視聴後に、大谷翔平選手が高校生の時に「目標達成シート」に書かれている野球に関係のない目標に焦点を当てながら、目標達成には日ごろの生活が大切であるということを考えさせたい。
※目標達成シートは野球のことだけではなく礼儀や思いやりについても書かれている。
WBC決勝戦を教材として活用したことについて、WBCは視聴率が50%を超え、オリンピック・他の競技のワールドカップと比較しても社会的に非常に関心が高いと考えられる。また、大谷選手だけでなく代表選手がこれまで目標に向けて努力し頑張る姿を見せることが生徒の動機づけに最適であると考えた。
4,教育課程上の系統性
1年生
(1) 年間指導計画における特活の視点
「この1年を振り返ろう。」1年間の自分自身を振り返り、2年生としてどう行動をしたらよいかを考え2年生の心構えを持つ材料とする(教育課程 特活2~3)
(2)学校の教育目標達成の視点
2年生
(1) 年間指導計画における特活の視点
「中3の自分を考えよう。」2学年を振り返り、3年生の生活をイメージし、進路や最上級生としての意識や心構えの意識を持つ(教育課程 特活2~3)
(2) 学校の教育目標達成の視点
5,本事案
(1) めあて
・自らの夢を考えるきっかけとする。
・夢目標の達成には日ごろの生活や心がけが大切であるということを知る。
・夢目標に向かって協力しながら一生懸命頑張っている選手の姿をみる。
・あきらめなければ夢はかなうということ知る。
(2)流れ
〇大谷選手が高校時代に書いた目標達成シートを配布し高校時代の目標が今の姿につながっていることを知らせる。
〇目標達成シートについて簡単に説明する。(目標達成シートを配布し説明)
野球のことだけではなく日常生活の努力目標も書かれている、また、人に対しての態度も書かれている
〇視聴
〇視聴後、「めあて」の4点についておさえる
〇教室で感想を書く
※ 配信方法 技術室のテレビをIpadで写しズームで画面共有し配信
補足
著作権については、「教育目的に限り、複製、公衆送信等をすることができる」という例外規定のもと、本校では教育目的であり、教育課程に位置づけまた授業の一環(4)として行っており、さらに商業的な利用はなく今回のコンテンツが教育上必要(3)と考えたため許諾を得ずに使用しています。
6,様子
7,成果
・生徒は夢について考える大きなきっかけとなった。
・全校生徒でみて応援したことで中部中の一体感を感じることができた。
・生徒の感想は日ごろ文章をあまりかけない生徒がぎっしりと感想を書いていた