2学期が始まりました
大きな事故もなく無事夏休みがおわりました。
今日は子どもたちは元気に登校しました。登校後どのクラスも静かに朝自習に取りかかっていました。
始業式が放送で実施されました。始業式は全校揃って実施する予定でしたが、昨今の感染状況を考え放送での始業式としました。
1、開式の言葉
2、学校長式辞(下に掲載しています)
3、生徒代表の言葉
1年生小石湊亮くん2年生林実希さん3年生永路拓実くん
(3人とも自分の2学期の抱負を堂々と発表してくれました。立派な発表でした。)
4、閉式の言葉
夏休み中に行われた大会や文化活動の表彰(後日ホームページに掲載します)
みなさん おはようございます 。今日から2学期が始まります。
大きな事故もなく皆さんが今日、登校できたことにとてもうれしく思っています
みなさん方のなかにはもう少し、休みがあればよかったのに、と思っている人もいるでしょう。
気持ちを切り替え今日から2学期がんばっていきましょう。
始業式にあたり私から3つお話をします。
一つめは、1学期の終業式の時に、なぜ勉強するのかという話をしました。そして、皆さん方も夏休みになぜ勉強をするのかを考えてほしいとお願いをしました。
ここでは、1学期の終わりにみなさんの代表の人と地域の方が「なぜ勉強をするのか」をテーマに話し合いをしたときに、代表の生徒の皆さんがいったことを紹介します。
今日から2学期の勉強が始まります。参考にしてください。
今から紹介するのは生徒の代表の人たちの意見です。
「将来、進学・就職をしたときに勉強してきたことが役に立つから。」
「自分の選択肢を増やすために勉強する。例えば、高校に進学をするとき、勉強をした人ほど進学できる学校が多く、その中から自分の好きな学校を選ぶことができる。」
「基礎ができていないと何にもできないと思う。小学校の勉強ができないと中学校の勉強ができないように、今勉強をしておかないと将来社会にでても通用しない。」
「勉強をするのはつらいと思うことが多い。でも、そのつらさを乗り越えてしっかり勉強することで忍耐力をつけることができ、何事にも簡単にあきらめずにやり遂げることができる」
「勉強は役に立つ。知識をうまく使うためにより多くの知っておくほうが良い。モチベーションを保つのは難しいけど、やるときはやる気持ちが大切だと思う。」
「勉強は自分らしく生きるためにするのだと思う。将来、自分の行きたい高校、仕事につくために勉強をします。また、人生を楽しむために勉強します。知らないことが多いより、知っていることが多いほうがきっと誰よりも楽しみながら過ごせます。また、勉強することで仕事の選択肢が増えます。それが自分らしく生きることにつながります。」 など など
みなさんはなぜ勉強をしますか。今の勉強はけっして無駄にならなりません。皆さん方の将来の幸せのためです。
ぜひ、2学期からの勉強は自分なりの意義や目的をもって頑張ってください。
二つ目は2学期の心がけです。
2学期は実りの学期です。 夏の終わりから秋、そして、冬がはじまるまでのちょっと長い学期です。
この2学期はみなさんが大きく伸びる学期です。
では、みなさんが大きく伸びるためには、どんな心がけが必要でしょうか。
学校の教育目標は「夢を持ち自ら学び続ける生徒の育成」です。
このキーワードの「自ら」 この「自ら」を大切にしてほしいのです。
「自ら」「自分から」「意欲的に」行動すること。そのために まず、2学期の目標をしっかりと立ててください。
そして、目標に向かって、自分から意欲的に一生懸命取り組もうとする心がけが大切です。
どんな取り組みもいやいやながらでは成長しません。
勉強でも、行事でも、「つまらないなぁ」とか 「いやだなぁ」 とか思ってやったのではできるようになったり、成功したりはしません。
しっかりと、2学期の目標や希望をもって「やるぞ」「がんばるぞ」という気持ちで「自分から」どんなことにも取り組むと必ず、うまくいきます。
そして、勉強や行事などの取組に自分なりの意義や意味、目的を持ってほしいと思います。
させられるのではなく、自分からする。そんな心がけをもってください。
みなさんが大きく成長する2学期になることを校長先生や先生方みんなで願っています。
最後に、一生懸命頑張ることの素晴らしさについて話します
一生懸命な人を見ると応援したくなります。そして、感動します。
日本テレビで24時間テレビが放送されていました。そのなかで一生懸命頑張る人の姿が多数紹介されていました。
あの姿を見て、感動した人は多かったと思います。
一生懸命な人はすばらしいです。2学期はそんな一生懸命の人をたくさん見たいと思います。
今日の朝のニュース番組で、水泳選手の池江里佳子さんがインカレ(全国大会)で優勝したというニュースが放映されました。一生懸命に泳ぐ姿に感動しました。
池江選手は、高校時代は世界的な選手でしたが、白血病を患ってしまいました。
それでもつらい闘病生活に打ち勝ち、大学時代はスタンドからの応援から始まりました。
今回の全国大会優勝は苦難の道のりを乗り超えての優勝です。
池江選手の一生懸命な泳ぎから「あきらめなければ夢はかなう」ということ強く思いました。
2学期は、学校の授業、家庭学習、そして、様々な大きな行事があります。
そのすべてに、自分から一生懸命取り組み、大きく成長してほしいと思います。
みなさんが大きく成長する2学期のなることを祈念して始業式の式辞とします。