別府市助成事業 公開授業研究会
11月27日(木)別府市教育実践研究事業「公開授業研究発表会」を実施しました。寺岡教育長をはじめ、別府市教育委員会の皆様、市内の小中学校の先生方にもご参加いただき、本校の提案授業及び事後研究会が行われました。本校では「事実解釈型」の授業研究を進めており、授業中の生徒のつぶやきや思考の揺らぎ、友だちとの対話の流れといった“事実”を職員間で共有しながら、授業改善の方向性を探求しています。
提案授業では、多くの生徒が意欲的に学習に参加し、自分の考えを表現しようとする姿が見られました。その一方で、数名の生徒については、学び方や課題への向き合い方に今後も工夫が必要であることが確認されました。こうした一人一人の学びの実態に丁寧に向き合うことが、授業改善の大切な視点であるとあらためて認識しました。
事後研究会では、授業中の生徒の様子をもとに活発な意見交換が行われ、「分かった」「できた」「わかりたい」という学びの循環をどのように生み出していくか、さまざまな観点から議論が深まりました。生徒の小さな変化や学びの兆しを見逃さず、教職員が互いの視点を持ち寄ることで、授業改善の方向性がより明確になってきています。
今後も本校では、生徒一人一人の学びを起点とし、教職員がともに学び続ける学校づくりを進めてまいります。














