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2学期終業式

12月24日(水) 11時25分 令和7年度2学期終業式を行いました。式では、初めに学校長式辞、続いて、各学年の代表生徒が2学期の振り返りと3学期の抱負を述べました。最後に2学期後半に行われたコンクールや各種大会で入賞した生徒(チーム)を紹介しました。なお、今回はインフルエンザの流行を考慮し、放送による終業式に変更して実施しました。以下、学校長式辞。

令和7年度2学期終業式 学校長式辞
皆さん、こんにちは。現在、インフルエンザが流行しているため、皆さんの健康を第一に考え、今日は放送による終業式としました。スピーカー越しではありますが、皆さんの教室での顔を思い浮かべながら、心を込めてお話しします。

さて、一年で最も長かった二学期が今日で終わります。この二学期、皆さんは多くの行事を通して一回りも二回りも大きく成長しました。まず、一年生の皆さん。九月の宿泊体験学習では、香々地の自然の中で仲間と協力して火をおこし、長崎鼻まで歩き抜きました。「一人では難しいことも、仲間と力を合わせれば乗り越えられる」。そんな大切な「絆の土台」が、この二学期でしっかりと築かれました。

次に、二年生の皆さん。職場体験学習では、社会の厳しさと働く喜びを肌で感じ、一気に顔つきが大人びたように見えました。また、修学旅行で見た景色や仲間と過ごした時間は、一生の宝物になったはずです。最高学年への準備は、着実に整っています。

そして、三年生の皆さん。学校の顔として、本当によく頑張ってくれました。特に文化祭の学年合唱は圧巻でした。初めての挑戦で見せてくれた、あの力強く美しいハーモニーは、最上級生としての誇りと団結力そのものでした。先日のクラスマッチで見せた皆さんの弾けるような笑顔も、非常に印象に残っています。三年生はいよいよ、年明けから進路決定の本番を迎えます。入試は「個人の戦い」のように思えますが、決して一人ではありません。クラス全員で目標を掴み取るという強い気持ちで、一丸となって乗り越えていきましょう。

さて、私たちが今こうして共に歩めることの幸せを噛みしめながら、この一年を振り返ると、私たちは改めて「当たり前の日常」の尊さと、命を守ることの重みを実感させられました。とりわけ、今年八月に日田市を中心に本県を襲った記録的な豪雨災害や、十一月に大分市で発生した大規模火災は、私たちの心に深い教訓を刻みました。一瞬にして平穏な暮らしを奪い去る災害や火災の恐ろしさを、私たちは決して他人事ではなく、自分たちの課題として胸に刻まなければなりません。一方で、今年は『大阪・関西万博』が開催され、世界が目指す未来の姿や、多様な価値観を改めて見つめ直す一年となりました。また、東京で開催された世界陸上や、メジャーリーグでの大谷選手や山本選手の活躍など、限界に挑むアスリートの姿から、私たちは「自分を信じて挑戦し続ける大切さ」を学びました。

明日から二週間の冬休みが始まります。この期間、社会を賑わせたニュースや選手の活躍を自分への励みに変え、今の自分にできることを一つずつ積み重ねてみてください。一年の節目に心身を整え、皆さんの持つ無限の可能性を広げる豊かな時間となるよう願っています。

最後に、一月八日、新しい年の幕開けとともに、皆さんが希望に満ちた笑顔で登校してくることを楽しみにしています。
以上、二学期終業式の式辞といたします。

(写真:左から香々地宿泊体験学習・修学旅行・文化祭の様子)