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火災を想定した避難訓練

火災を想定した避難訓練

11月26日(水)4限 火災を想定した避難訓練を行いました。汐見教頭による火災発生の放送が行われた後、生徒は素早く冷静にグラウンドへ避難することができました。訓練の中で、校長から全校生徒へ次のとおり話しました。『皆さん、避難訓練お疲れ様でした。1学期の地震津波の訓練に続いて、皆さんが真剣な態度で訓練に臨んでくれたことを大変嬉しく思います。さて、訓練は終わりましたが、皆さんに改めて「火災の恐ろしさ」と「避難訓練の重要性」についてお話ししたいと思います。皆さんも知っていると思いますが、先週11月18日(火)の夕方、大分市佐賀関で大規模な火災が発生しました。この火災では、尊い命が失われただけでなく、170棟以上もの建物が焼失し、多くの住民の方々が今も避難所での生活を余儀なくされています。佐賀関田中という地区は私の実家から10キロほどの場所で、高校時代の同級生が住んでいたなど私にとって身近な地域です。そんな地域で発生した今回の火災は、決して他人事ではありません。「火災はいつ、どこで発生するか分からない」ということを、私たちに改めて教えてくれました。今日の訓練で皆さんが実践した「お・は・し・も」(押さない、走らない、喋らない、戻らない)の原則は、もちろんですが、これに加えて、火災時には「煙」が最も危険です。ハンカチなどで口を覆い姿勢を低くして避難しましょう。また、これから空気が乾燥する寒い時期を迎えます。私たちは日頃から火災を「起こさない」努力も大切です。さらに、昨日の夕方、熊本県阿蘇を震源とする大きな地震が発生しました。皆さんも揺れを感じたのではないでしょうか? 先ほども言いましたが、地震や火災などの災害はいつ発生するか分かりません。学校での訓練だけでなく、ぜひ家庭でも災害への予防と対策について話題にし、意識を高めてほしいと思います。』