白熱 熟議!!12月10日学校運営協議会が実施されました
学校運営協議会の委員の皆様には、学校づくりの大切な仲間として、当事者意識をもち、感じたことを率直にお話しいただきたいとお願いしています。
昨年度は「別府西を考えるコア会議」を1年間続けてきましたが、今回の学校運営協議会は、その流れを受け継いだものでもあります。
コア会議では、じっくりと話し合う“熟議”を大切にし、その対話から多くの取り組みが生まれました。
今回の協議会でも、まず校内を見て回っていただき、生徒の様子や施設・設備を直接ご覧いただきました。その中で気づかれたことを、自由に発言していただきました。
熟議の場では、本校の教育目標の具体化につながる「夢プロジェクト」や「ボランティア活動」について、委員の皆様が真剣に意見を交わしてくださいました。
学校の未来を一緒に考えていただけるこの対話の時間を、私自身とてもありがたく感じています。
今回は特に、一年生が取り組んだ地域の温泉の調べ学習が高い評価を受けこれを地域連携につなげられないかという意見がたくさん出ました



【別府西中学校 学校運営協議会 議事録(要点まとめ)】 別府西中学校 学校運営協議会
開催日時2025年12月10日 (水)
【熟議】(夢プロジェクト、ボランティア活動と地域連携)
夢プロジェクトについて熟議
今回は12月9日に、本来行われる予定だったoBSアナウンサー村津孝仁さんのよりみち夢アカデミーが学年閉鎖により中止になったとと次回は、しんかい6500元艦長の田代さんの夢プロがあることをお知らせしました。これについての熟議はありませんでした。
ボランティアについて
【昨年の流れから】昨年度のコア会議でボランティアについて深く掘り下げ白熱した意見交換がなされました。ボランティアは強制するものではないのではないとうい意見や、学校全体で教育課程内でやるときは強制せざるを得ないという意見など本気の熟議がなされました。
その後、平松会長や後藤副会長から有志のボランティア部の活動を積極的にすすめてほしいという思いをお聞きし、それ以降、本校の大野先生が中心になり有志の生徒を集めて生徒が自らとりくむボランティアが広がってきました。
ボランティアについてはおおむね肯定的な意見がだされました。
発展的な意見として、委員から学校の教育目標に「別府を愛し」と明確に打ち出している学校はない。この別府の第一の目玉は温泉。別府憲章にもふれられている。その温泉を調べて一年生の実践は評価できる。これを発展させられないか。たとえば、ボランティアが共同温泉の清掃活動をする。いま、共同温泉の入浴客が減っており、このことが話題になれば集客にもつながる。神社でもよいが自分たちが調べたことから地域の困りをだし、共同浴場の掃除につながる。地域(特に共同温泉)が抱える人手不足や維持管理(レジオネラ菌対策など)の課題解決に、生徒が継続的に関わる仕組み作りがよいのではないか。温泉に特化したボランティア部をつくってもよいのでないか。
連携の方向性地域の「困り」を学校が把握し、生徒のボランティア活動と結びつけることができないか。本年度は、美術が得意な有志が警察の依頼(困り)を受けて交通安全ポスターを別府警察署に進呈し話題になったように、地域からの具体的な依頼を受け、生徒の活動を広げることで、地域貢献と教育効果を高める。まずは温泉関連の活動(清掃、広報など)をイベント的に導入し、継続の可否を検討してみてはどうか。などなど、時間をオーバーするくらい白熱した意見がだされました。
【次回】会議予定第2回 学力向上会議 / 第6回 学校運営協議会日時: 2026年2月20日(金)10:00より次回の会議