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令和7年度始業式の式辞

令和7年度始業式の式辞

みなさん、おはようございます。 今日から令和7年度がスタートします。
今、みなさんの気持ちはいろいろだと思います。 友達と同じクラスになってホッとしている人、仲の良い人と離れてちょっと不安な人…。でも、ここからまた新しい1年が始まります。一緒に頑張っていきましょう。

今日はみなさんに、3つのお話をします。

  1. 一つ目は、みんなが過ごしやすいクラスをつくろうというおねがいです。
    去年の修了式で、私はこう聞きました。 「このクラスでよかった」と思えますか?と。
    これから始まる新しいクラスでも、1年後に「このクラスでよかった」と思えるようにしてほしいと思っています。
    そのために一番大切なのは、「思いやりの気持ち」です。 恕の気持ちです。
    己の欲せざるところ人に施すことなかれ 「自分がされて嫌なことは、相手にも絶対にしない」。
    とてもシンプルだけど、大切なことです。
    金本さんが修了式の時に私がこの言葉をよく使うことについて自分の名前ということで意見発表してくれました。
  2. とても嬉しかったです。
    みなさんの名前も、おうちの方が心を込めてつけてくれた、大切な名前です。
    その大切なみなさんが、毎日気持ちよく学校に通えるように。
    いじめは絶対に許しません。
    今日からスタートです。みなさん一人ひとりの心がけで、クラスの雰囲気は変わります。
  3. 教育目標「別府を愛し、夢を持ち、自ら学び続ける生徒」
    みなさんが通うこの学校は、やさしい人が多くて、行事では全員が一生懸命頑張る、そんな素敵な伝統があります。 その良さをこれからも受け継いでいってください。

二つ目は「夢を持つ」ことです
夢って、「プロの選手になる」みたいな大きなことじゃなくてもいいんです。

「テストで○点とりたい」
「部活で活躍したい」
「自信を持って発表できるようになりたい」

こういった「なりたい自分」が夢です。
夢はいくつ持っていてもいいし、小さくてもOK。

まずは、「今の自分より少し成長した自分」を思い描いてみてください。

そしてもう一つ、「自ら学び続ける」こと。
夢は、思っているだけでは近づけません。
行動して、続けていくことで、少しずつ近づいていきます。

「夢タイム」という時間を、今年から毎週設けます。
自分の夢について考えたり、行動するきっかけにしてほしい時間です。

たとえば、「ちょっとだけ掃除を始めたらやる気が出てきた」
そんな経験、ありませんか?

やる気って、始める前に出るものではなく、動き出してから出てくるものなんです。
だから、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。

夢や目標に向かって、今日どんな行動ができるか。
「いつか」ではなく、「今日から」。
行動が、夢への第一歩になります。

  1. 最後にもう一つ大事なことを話します。
    それは、「先生の話をしっかり聞くこと」です。

先生たちは、みなさんの成長を心から願っています。
みなさんが勉強や部活動、友達との関わりを通して、たくさんのことを学べるよう、全力で支えてくれます。

学校は、みなさんが幸せになるための場所です。
だからこそ、先生たちの話にも耳を傾けてください。

今年1年が、みなさんにとって実りあるものになるように。
今日からまた、一歩ずつ歩んでいきましょう。