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期末テストに向けて③ 「夢」タイム 校長コラム

期末テストに向けて③ 「夢」タイム 校長コラム

今年度、本校では“夢”をテーマにしたさまざまな取り組みを行っています。これは、「別府を愛し、夢を持ち、自ら学ぶ生徒」を育てるという学校目標に基づいています。

その一環として実施している“夢タイム”は、月に2回、水曜日に午前中の授業を終えて、家庭で自主学習をする時間です。前回のコラム「期末テスト①」でも触れましたが、本校の生徒の学習時間は全国平均より約30分少ない状況です。この“夢タイム”を活用して、学習時間をしっかり確保し、充実した学びを進めてほしいと考えています。

現在、全校をあげて生徒が自主的に学ぶ動機づけを行い、意欲を引き出す取り組みを系統的に進めています。2学期の始業式でも、生徒に家庭での追加学習をお願いしました。また、先生方にも生徒への積極的な学習支援を依頼しています。部活終了時間を30分短縮した分、その時間を使って日々30分多く学習することを期待しています。特に“夢タイム”の日には、全国平均を上回る学習時間を期待しています。

さて、昨日の“夢タイム”はどうだったでしょうか。集計の結果は、全国の中学生の平均学習時間である2時間(根拠は校長コラム「期末テストに向けて①」)を大きく上回るものでした!

生徒たちは本当に頑張りました。1年生の平均学習時間は3時間、2年生は3時間23分、3年生は4時間35分でした。特に、1年生で最大7時間、2年生と3年生では9時間も学習に取り組んだ生徒がいるという驚異的な成果も見られました。

この“夢タイム”は、皆さんがじっくりと学ぶ時間を確保するために設けたものです。そして、その効果がしっかりと実を結び、全体の学習時間が大きく伸びていることは非常に素晴らしいことです。

今回の「夢」タイムで大多数の生徒が日ごろ以上に勉強していると思います。ぜひ、取組を認め、ご家庭でほめてあげてほしいと思います

この調子で、期末テストに向けて、家庭学習を充実させてほしいと思います。