自ら学ぶ ~スマホの使い方を一緒に考えよう~ 校長コラム
自ら学ぶ ~スマホの使い方を一緒に考えよう~ 校長コラム 7月15日
家庭での望ましい生活について、お子様に機を見て指導してほしいと思います。
保護者の皆様には、本日、お子様と一緒に携帯・スマホの点検をしてほしいとお願いをしております。ネット社会でのスマホは生活の必需品です。なくてはならない道具です。
しかし、誤った使い方をすれば子どもにとってマイナスになります。
そういった意味で、先日、学校では情報モラルの授業を全校で行いました。
また、過度なスマホ・ネット使用の弊害は、「学力低下」「生活習慣の乱れ」等も挙げられています。この二つは、子どもの将来にも影響を及ぼしそうです。
特に、学力低下については、東北大学と仙台市教育委員会が7年間の研究成果からまとめた「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト
リーフレット集」によりると「スマホ使用と子供の学力低下の関係性」が明らかにされました。(参考ホームページ)
下の参考ホームページより引用⇒「これはスマホ使用1時間未満の子供たち(右)は,様々な家庭学習・睡眠の時間において良い成績を示すことを意味します。その一方で,スマホの使用が1時間以上の子供たち(左)は,家庭での学習時間が伸びても成績の伸びが不十分で,最大でも偏差値50(平均値)付近にとどまっていることが分かります。さらに,ほぼすべての家庭学習・睡眠時間の層で,偏差値50を下回っています。例えば,スマホ使用1時間未満の子供たちは,30分未満の家庭学習でも偏差値50を超える子供たちが多いのですが,スマホ使用1時間以上の子供たちが偏差値50を超えるためには,1時間以上の家庭学習が必要であることが分かります。学習における短い時間の努力を無駄にしないためにも,スマホの使用を抑えることは重要です。」
また、ホームページに示されているスマホの使用時間と学習成績の相関を示す図では、スマホの使用時間が多いほど明らかに成績が下がっており、使用時間が少ないほど成績が上がっているという傾向が見られました。
スマホを持たせる際にはこのような現状を十分に理解して、子どもにスマホを持たせる目的は何なのかを考える必要があると思います。
ぜひ、ネット利用についてお子様と話をしてみてください。
学習意欲の科学的研究に関するプロジェクトリーフレット集
https://www.sendai-c.ed.jp/~tooricho/pdf/gakushuiyoku.pdf
自ら学ぶ ~テストのやり直しこそ大切~
これまで子どもたちは期末テストを目標に一生懸命に頑張ってきたと思います。今日でテストが終わります。「ホッ」した気持ちで少しゆっくりさせてあげてもよいと思います。そして、保護者の皆様は、テストの点数だけでなく、これまでの過程(テスト勉強の取組)に目を向けてほしいと思います。テストの点が悪くても、このテストに向けて一生懸命頑張った姿が見られればぜひ、ほめてあげてください。
そして、期末テストは、点数を計るだけのもではありません。テストを受けること自体 子どもの力をつける大きな目的です。つまり、この二日間、真剣に考え、迷いながら答えを導きだそう粘り強く問題に取り組んでいます。テスト後のこの時期にしっかりとテストのやり直しをすることで、テスト勉強の効果が何倍にもなります。テストのやり直しを中途半端にすることほどもったいないことはありません。本当は、テスト勉強に時間をかけたくらい、出題された問題を教材に自ら学んでほしいと思います。
学校では、テストのやり直しの時間を保証したいと思います。ぜひ、テストのやり直しをしっかりとするように声掛けをお願いしたいと思います。
がんばれ!!西中生! ~期末テストに向けて~ 6月27日 校長コラム
さあ、今日から期末テストが始まります。子どもたちは今日明日で行われるテストに向けて計画を立て準備をしてきてました。その成果が発揮できるように全力で取り組んでほしいと思います。
中学校で行われるテストは、入試を想定して行われます。つまり、テストは入試の練習です。答案のつくり方、1点でも点数を取るための工夫なども身に着けてほしいと思っています。たとえば、前半に難しい問題があり、その問題に時間をかけすぎて同じ配点の簡単な問題を解くことができなかったということがあります。それを防ぐために、最初にざっと問題に目を通し、できる問題から取り組むという工夫もあります。また、ケアレスミス(不注意によるミス)を防ぐために何度も見直しをする習慣をつけることもその一つです。
また、テストを受ける態度も身に着けてほしいと思います。入試当日は大変緊張します。それを想定して、定期テストは入試と同じように緊張感のある中で行われます。
1年生にとってはこれまで経験のないテストとなります。全力で最後まであきらめないように取り組んでほしいと思います。