閲覧補助
文字サイズ
文字サイズ
アクセス

今が大事!~夢を持ち自ら学ぶ子へ・・期末テスト後の学びが未来をつくる~ (校長コラム)

今が大事!~夢を持ち自ら学ぶ子へ・・期末テスト後の学びが未来をつくる~ (校長コラム)

次も目標として3年生は高校入試、1,2年生は1月10日に別府市学力調査があります。この調査は全国での自分の位置を知ることのできる客観的な試験です。それぞれの学年の総まとめとしてこの試験を目標に全力で頑張りましょう!!! 

期末テストが終わり、結果が気になる時期かもしれません。しかし、保護者の皆様にはテストの結果だけではなく、これまでの取組や努力に目を向けてほしいと思います。たとえ結果がでてなくても、一生懸命取り組んだ姿を認め、ほめることをお願いしたいと思います。

本校では「学力向上」を重要課題として全教職員で取り組んでいます。その一環として、2学期は「夢」プロジェクト「勉強で人生変えられるんだ!」シリーズを開催し、東大生の西岡壱成さんや弁護士の平松まゆきさんをお招きし、夢を叶えるためのメッセージを届けています。これをきっかけに、生徒たちが勉強の意義を見つけ、学びに向かう力を育てていきたいと考えています。

実際に、生徒たちの家庭学習時間は増えています。一学期と比べても多くの生徒が家庭での学習に真剣に取り組む姿が見られます。今年は下校時間を早めたり、水曜午後を「夢タイム」として家庭学習の時間を確保できる工夫も行っています。

ただ、気になることもあります。期末テストが終わったこの時期に、気の緩みから勉強量が減る生徒も出てくることです。特に冬休みが近づくと、気持ちが緩んでしまうのは誰にでも起こりがちです。しかし、この時期こそが「差」を生む重要なタイミングです。

実は、期末テスト後も学習を続けている人が、本当に「強い人」です。テストが終わっても、次の目標を見据え、コツコツと勉強を続ける姿勢が未来を切り拓きます。特に3年生は学習量が減るどころか、むしろ増えている傾向があります。彼らは期末テストを単なる通過点と捉え、次の目標に向かって努力を続けています。

学力の差は、こうした「今」の取り組みが積み重なることで生まれます。テストが終わった今こそ、次の一歩を踏み出す大事な時期です。継続する力を育むことで、生徒たちがさらに大きく成長することを願っています。