
教育・校内研究

旧安心院町共同墓地(供養塔)清掃活動
2019年07月15日
妻垣神社に隣接する旧安心院町共同墓地(供養塔)には、旧安心院町出身の戦没者222人の供養塔が建立されています。安心院中学校では毎年清掃活動に取り組んでおり、併せて地球未来科の学習で地域に残る戦跡の調査も行っています。
今年も7月12日(金)に2年生が清掃活動を行いました。地域の戦争遺産に詳しい矢野省三さん(妻垣神社総代長・安心院中学校学校運営協議会委員)のお話を聞いてから、供養塔(墓石)を一基ずつ丁寧に掃除し、その後供養塔に刻まれている戦没者の名前や亡くなった場所、亡くなった原因などを調査しました。さらに、平和遺族会館(旧社務所)に展示されている遺影の中に、共同墓地で調べた人の写真があるかさがしてみました。
安心院町(旧安心院町、佐田村、津房村、深見村)では太平洋戦争で560人余りが戦死や関連死をしています。しかも、多くは10代から20代の中学生とも近い年代の若者です。2年生は、今回の調査結果をまとめて、8月6日の平和学習で発表することにしています。
地域の戦争遺産に詳しい矢野省三さんのお話 |
清掃活動 |
丁寧に墓石を掃除 |
きれいになりました! |
名前と亡くなった場所や死因などを調査 |
平和遺族会館にある戦没者の遺影 |
墓石にある人の遺影をさがします |
矢野さん、ありがとうございました |