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各種活動

3年生が防災について学んでいます
2021年07月14日

 3年生は、今年3月の修学旅行において、令和2年7月の天ヶ瀬災害の痕跡を見学し、支援ボランティアの方の講話を聞くことができました。その体験を契機に、今年度の総合的な学習の時間では防災についての学習を深めています。その一環として、防災に関連するいろいろなテーマについてのお話し聞いていますので、ここで紹介します。

講話1 社会福祉協議会による復興支援について

 6月28日、竹田市社会福祉協議会の後藤さんから防災ボランティアの実際についてお話しいただきました。平成24年の竹田災害では、大分県で初めて災害ボランティアセンターを立ち上げて被災者の生活環境の復旧と復興を目指した活動を始めたこと、平成28年の熊本・大分地震では、市町村としては全国で初めて他県の支援に当たり、竹田市にベースキャンプを開設したこと、さらにそのときの過酷な状況や多くの人たちの協力の様子など、いろいろな角度から話していただけました。

 最後に、支援のモットー「できるときに、できる人が、できることを、できる限り」を紹介され、今防災について学んでおけば将来、自分や家族の命を守ること、周囲の人を守ること、そして危険な地域では生活しない選択ができることから、中学生の時期に学びをぜひ深めてほしいとアドバイスをいただきました。

講師による講義の様子 参観にみえた地域の皆様
竹田水害の写真から水害の深刻さがわかりました。 地域の皆様にも参観いただきました。

講話2 進行型災害とタイムライン 

 7月3日、大分県教育庁学校安全安心課の伊藤指導主事に、進行型災害において避難に備えた行動をあらかじめ決めておく計画「防災タイムライン」についてお話しいただきました。

 進行型災害とは、発生が予測される災害のことで、台風や大雨などがそれに当たります。その際に命を守るために、慌てることなくどこに避難するか、何を持って避難するかなどを事前に調べて準備しておく必要があります。具体的にはどこで何を調べればよいのか、何を知っておけばよいのか、そしてどのタイミングで避難を開始するのかについて決めておく必要があることを学びました。

 それぞれの環境や家族構成などによって避難のタイミングは変わってきます。ご家庭でもどのレベルで避難するべきかを話し合ってもらいたいと思います。

班ごとに持っていくものを話し合う様子 班の代表者による発表の様子
避難の際に持っていくものを話し合いました。 どのタイミングで避難を開始するのかを互いに発表し合いました。

講話3 気象観測をしてわかること

 7月13日、防災講話第3弾として、本校元校長の山崎真一先生による「気象観測を続けてわかったこと」についてお話しいただきました。

 山崎先生が気象観測を始めた発端は、子供さんの自由研究だったそうです。それから25年間にわたって欠かさずに、毎日の降水量や気温、気圧を測定し続けました。その観測器具の紹介や使い方、データからわかってきたことなどを、竹田水害のときの状況も踏まえて語って下さいました。生徒たちは観測の重要性とともに、どのくらいの降水量が危険で避難すべきなのか等について、防災タイムラインの学習と関連付けて確認することができました。

雨量マスについて説明する山崎先生 データを紹介する山崎先生
実際に雨量マスの使い方を紹介してくださいました。 水害前後のデータからわかったことを説明してくださいました。