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校長室より

6次産業
2021年04月30日

 本日、全校集会で「社会(世の中)」の流れについて話をしました。

話題は、「6次産業」についてです。

 1次産業は生産,2次産業は加工,3次産業は流通・販売です。

6次産業化とは、1次・2次・3次それぞれの産業を融合することにより、

新しい産業を形成していこうとする取り組みです。

 例えとしたのは、「ロート製薬」です。私たちの世代では、目薬の会社

のイメージが強いかと思います。しかし、そのロート製薬が沖縄で6次産業に

取り組んでいるのです。【やえやまファーム】

 具体的には、パイナップル農家さんから仕入れた果実をジュースにして

販売しています。さらに、搾った果実のかすを発酵させ養豚用飼料として

利用する。そして、豚の糞尿から肥料をつくり、パイナップルを作る

ための土壌に使用するのです。まさに、循環型農業に取り組んでいます。

 このような取り組みは、SDG'sの考え方にも適っており、大量には生産できませんが

上質な商品を作ることができます。さらに、その取り組みが「持続可能な社会に貢献する」

という価値を生み、賛同する消費者も購入することになります。

 これからの社会は、経済的な利潤もさることながら、価値あるモノにヒトや

資金が集まるようになるとも言われています。

 私たち耶馬溪中学校でも、目的をしっかりと見据えて取り組みを進めれば、

価値が生まれるのだと思います。そのような経験は、社会において新しい価値を

創造する力となるのです。耶中生には、そのようなことも考えながら、学校生活を

充実させてくれることを期待します。