
校長室より

克己(己に克つ)
2019年06月11日
私の母校(高校)の校訓は、「克己・友愛・創造」でした。
「克己」という校訓をあまり意識してはきませんでしたが、先日の市総体での耶中生の戦いを
目の当たりにして、「克己」の大切さを痛感させられました。
先般、掲載したとおり、市総体の激励会で選手たちに心に留めておいてほしい言葉として、
「敵は自分」を送りました。つまり、己に克つことが大切であることを強調したわけです。
当日の耶中生は、
・団体戦の序盤に2敗を喫し、厳しい状況の中、代表権を獲得したソフトテニス部男子。
・優勝候補であるプレッシャーに打ち克ち、団体で優勝を飾ったソフトテニス部女子。
・新人大会では勝つことができなかった団体戦で、念願の勝利を収めた卓球部。
・一人である心細さをものともせず、延長戦の末、代表権を獲得した剣道部(個人戦)。
・合同チームという厳しい条件の中、勝利を目指して練習に励み、大会に出場した野球部。
など
どの選手も、自分との戦いに見事に勝利したのだと思います。
そのような生徒の姿を、私は「誇り」に思ったしだいです。