学校からのお知らせ

入学式
2016年04月12日

平成28年度 中津市立豊陽中学校入学式 校長式辞

 やわらかな春の日差しに包まれる中、平成28年度中津市立豊陽中学校の入学式を挙行するにあたり、中津市教育長 廣畑功様をはじめとする多数のご来賓の方々、並びに保護者の皆様方のご臨席を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。

 さて、新入生128名の皆さん。ご入学、誠におめでとうございます。今、新入生の皆さんは、新しい中学校生活への期待と不安で胸をときめかせていることだと思います。これから始まる中学校の三年間は、人生で最も変化の多い時期であり、誰もが通る大人への成長の出発点と言われています。

 そこで、皆さんに、本校における今年度の行動目標を3つお伝えします。それは「自分がする」「みんなとする」「ほめあう」です。  

 一つ目の「自分がする」とは、誰かがよくしてくれる、誰かが助けてくれると待っているのではなく、自分から行動を起こすということです。もちろん、行動を起こす前に、先生や友人に相談することは大切ですが、困難なことであっても、自ら考え挑戦すれば、それは大きな自信につながります。仮に失敗しても、そこから多くのことを学ぶことができ、強い人や優しい人になれると思います。

 二つ目の「みんなとする」とは、「協力する」ことです。一人の力は小さくても、みんなと助け合うことで大きな力となり、不可能と言われたことが可能になることもあるでしょう。また、吹奏楽や合唱のように、一人ひとりの個性が調和することで、新たなものや美しいものが創造されていきます。

 三つ目の「ほめあう」ですが、ほめるとは「おだてる」とか「ご機嫌をとる」ことではありません。ほめるとは、「相手の価値を発見して伝える」ことです。まだ相手が気づいていない長所や魅力を見つけ、それを相手に伝えることで、安心、信頼できる仲間や学級集団が生まれます。

 明日の朝からは、①自分がすること②協力すること③ほめることの3つの目標を決め、そして、実行してください。帰りの会では、自分からやったこと、友達を助けたこと、誰をほめたか、ありがとうを言ったか。逆に、誰からほめられたか、ありがとうと言われたか。と一日を振り返ってみてください。そんな、小さな行動であっても、毎日行うことで、自分のことが好きになり、周りの人も好きになっていきます。そして、「夢の実現」という大きな目標を叶えることにもつながることでしょう。

 この3つの行動目標は、在校生の皆さんには始業式でも伝えました。また、私を含む本校の教職員の目標でもあります。豊陽中の皆が毎日実践することで、生徒も教職員も共に成長しあうことになり、豊陽中はいずれ大分県一番の学校になることでしょう。

 保護者の皆様方、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本日から、かけがえのない大切なお子様をおあずかりいたします。我々は「ピグマリオン効果」を信じます。ピグマリオン効果とは「人は期待通りの成果を出す傾向がある」ということです。「子ども達はきっと立派な大人になる」ことを信じながら、全教職員、心を一つにして努力することをお誓いします。一人も見捨てることはありません。是非とも、本校の教育活動にご理解を賜り、ご支援とご協力をいただきますよう、心からお願い申し上げます。

 最後になりましたが、ご臨席賜りましたご来賓・保護者の方々のご健勝を、そして新入生をはじめとする、本校生徒365名の輝かしい未来を祈念して式辞と致します。

 平成28年4月12日                    中津市立豊陽中学校 校長 山香 昭