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学校からのお知らせ

8月6日平和集会
2016年08月27日

 8月6日(土)。平和を考える日。今年度は塚脇在住の長尾幸之助さんをお招きし、講演をしていただきました。

 8時15分のサイレンにあわせ黙祷を捧げた後、子どもたちは、長尾さんから、実際に戦争に行って経験したことを聞きました。

当時の社会の状況、実際戦地に行って体験したこと、目の前で仲間が死んでいったこと、遺品を必死で家族に届けた時のことなど語りなが

ら、「戦争というものは、人を人でなくしていく」ということを子どもたちに伝えて下さいました。

       

講演の後、長尾さんに一人ひとりお礼の手紙を書きました。

そして後日、長尾先生から、お礼の手紙のお礼ということで子どもたち一人ひとりに手紙が届けられました。

子どもたちは、一人ひとりに書かれた長尾さんのメッセージをしっかりと受け止めることでしょう。 

あれから71年。戦争は遠い昔のようですが、そうではなく、今、そして今からを生きる自分たちの問題であるということを子どもたちは学ぶ

ことができた1日となりました。

    

戦争体験者の心配ごと       長尾幸之助
世の中に戦争ほど恐ろしく、悲しいものは外にはありませ ん。人間の生命を奪い、暮らしを破壊する、それが戦争です。
そして、戦争は自国ばかりでなく、相手の国の人々にも同じようにそれ以上に、もっと悲しい不幸なことをひきおこします。
 戦争に参加し生き残った一人として、卒寿を過ぎた今も戦争の悲惨さを忘れることはできません。復員し祖国に上陸した時、私たちは誓いました。「もう2度と戦争はしない、原爆はもうたくさんだ。」と。その総意でできあがったのが、世界に誇れる平和憲法です。
 ところが近頃は世の中が逆戻りしているのではないかと疑いたくなるような動きを感じて心配でなりません。私は大切な孫たちに戦争に行かせたくはありません。戦争体験者として残す最も大切な贈り物は「戦争をしない国」です。
                         (子どもたちにあてた手紙の一節より)