学校からのお知らせ

無言清掃
2021年05月24日

日本以外では、学校で児童生徒が掃除をする国はほとんどありません。

掃除にまつわるお話をひとつ紹介します。

釈迦の弟子のひとりに周利槃特(しゅりはんどく)という人がいました。

彼は自分の名前も忘れるほど物覚えの悪い人でした。

そこでお釈迦さまは彼にほうきを1本あたえ、「塵(ちり)を払い、垢(あか)を除かん」といいました。

それから周利槃特は毎日だまって掃除を続けました。

ある日お釈迦様が通りながら、「だいぶきれいになりました。でも一カ所だけ汚れていいるところがあります」と言います。

周利槃特は不思議に思い問いました。「どこも汚れていません。どこが汚れているのですか?」

しかし、お釈迦さまは教えてくれません。

それから何年もの間彼は黙って掃除を続けました。

ある時子どもたちが遊んでいて、きれいに掃除したところを汚してしまいました。

彼は思わず怒鳴りました。「どうして汚すんだ!」と。

その瞬間、彼は本当に汚れているところに気づいたのです。

掃除をだまって一生懸命することは、その心をきれいにすることにもなる。

そんな教えから日本の学校では掃除をしているのかもしれませんね。

今日も子どもたちは一生懸命掃除に頑張っています。