HOME > 学力向上の取組 > 1学期 校内授業研究会

学力向上の取組

1学期 校内授業研究会
2016年07月19日

 7月11日(月)の5時間目,1年生英語科で,本年度の授業改善計画(1学期)に基づいて,下記のように校内授業研究会を行いました。

1,授業改善テーマ

「活用力を身につけ,仲間とともにたくましく生きる生徒の育成」
~論理的に説明する力を育成し,自己肯定感を高め,ともに学ぶ意欲を高める指導の工夫~

2,授業改善の重点

論理的に説明できる生徒の育成

3,取組内容

自分の意見を倫理的に書くことや発表・説明の仕方の指導

4,取組指標

 ○ アクティブラーニングの授業を積極的に実施し,単元に一回以上は,「なぜなら」を使って自分の意見を書き,発表する場面を設定する。

5,【本時の授業改善の重点】 <英語科>

 ○ How  many  複数形?の疑問文とその応答文の文法的に大切なポイントを, ヒントを手掛かりにペアで互いに説明 することができる。

 【本時の取組内容】

 ○ ペア活動を取り入れ仲間と協働的に学ぶ場面を設定する。

 【本時の取組指標(何をどの程度行うのか)】

 ①終末に本時を振り返り,文法の重点ポイントについて説明させる。

 ②How  many  複数形 ?  とその応答文を用い,多くの仲間と対話させる。

【本時の検証指標(どのような姿になった時か)】

 ①終末に本時を振り返り,文法の重点ポイントについて説明できる生徒を5割にする。

 ②How  many  複数形 ?  とその応答文を用い,仲間と対話できる生徒8割にする。

6,研究協議の視点

 (ア) 【本時の検証指標】について

 (イ) 「めあて」と「振り返り」のある授業ができていたか?

 (ウ) アクティブラーニングの取り組みはできていたか? 

7,提案授業での検証方法

 (1)【本時の検証指標】について

 (2)授業観察者は,授業中,6の研究協議の視点(イ)・(ウ)に沿って気づきや意見を付箋にメモし,グループ協議の中で拡大指導案に貼り付けし,研究協議に活用する。(工夫されている点:ブルー,改善すべき点:イエロー,助言・改善策:ピンク)

8,提案授業(1年生)

  題目:「Sunshine English Course 1 Program 4-③」

英語科の授業の写真1 英語科の授業の写真2

 

9,研究協議

 ① 授業者からの反省

   ・アクティブラーニングを意識して,生徒の言葉のやりとりで振り返りをさせたが,全体的にはできていたと思う。

   ・「論理的な説明」の指導を意識して,日本語の説明になったが,日本語での振り返りはいつもはしていない。

   ・最初から最後まで同じ調子(テンポ)の授業だったが,一人で考えて書くなど,同じテンポで通すのではなく,リズムが変わることも大切と感じた。

 ② 協議(研究協議の視点に沿って)

  (ア) 本時の検証指標について

   ・本時の検証指標①は,5割を超えていた。

   ・本時の検証指標②も,8割を超えていた。

  (イ) 「めあて」と「振り返り」のある授業ができていたか?

   ・授業開始時の「ふりかえりで説明してもらいますよ。」がアクティブを促す発言となっていた。

   ・「ふりかえり」で各自が自分なりにできていたかのメタ認知の工夫が必要では。

  (ウ) アクティブラーニングの取り組みはできていたか? 

   ・教科によっては,授業の途中で思考が空白になる生徒が出たりするが,本時は一時間中,教師の指導についてきていた。元気,活力にみなぎる授業だった。

研究協議の写真1 研究協議の写真2

10,指導及び助言

<指導を受けたい事項>

  アクティブラーニングを取り入れた授業をどう取り組むか。英語科及び他の教科でのご示唆を。

  

 

   ・今日の主眼は,2つあったようだ。“できるだけ多くのペアで対話させ,言えるようになる”(主),“本時のポイントを説明できる”(サブ)であり,主眼はよく達成されていた。

   ・一番アクティブが必要なのは8活だったが,そのための手立てとしては,ペアをどんどん変わってHow many…で問答した。それは,能動的ではなく,させられているという風にも解釈できる。これをアクティブにさせるには,例えば,買い物ゲームをさせる,料理の材料を考える,人の持ち物についてなどアクティブ(能動的)となる手立てをさらに工夫しては?

   ・文部科学省教育課程企画特別部会における論点整理(平成27年8月9日)で示されるように,変化を見通せないこれからの時代において,基礎的・基本的な知識・技能を着実に獲得し,他者と協力しながら問題を解決していく力を子供たちに育むためには,「課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)の視点(下記①~③)から,教師自身が,子供たちの変化等を踏まえつつ自ら指導方法を不断に見直し,改善していくことが求められています。

   ① 問題発見・解決を念頭に置いた深い学びの過程(問題解決的な展開の授業)が実現できているか。

   ② 自らの考えを広げ深める,対話的な学びの過程(生徒指導の3機能を活かした授業)が実現できているか。

   ③ 見通しを持って,学習過程を振り返って次につなげる,主体的な学びの過程(1時間完結型授業)が実現できているか。

   今後も,研鑽と実践をお願いします。